SUZUKI GSX−R1100
こときち満足度 ★★★☆☆ かっこいい。所有感も満たされる。
デザイン ★★★★★ 機能美
エンジン ★★★★★ 油冷エンジンは最高
乗車感 ★★☆☆☆ 手におえない
斜め後ろから見たところが一番好きだった。
大学を卒業し、1ついいバイクに乗ろうと決心し、GSX−Rに決めました。
ダブルクレードルのアルミフレームはとても綺麗でかっこいい。
スズキの名機、油冷エンジンは細かいフィンが刻まれてとてもかっこいい。
純正のシングルシートを付けると、とてもレーシーな感じになって、これまたかっこいい。
750と1100のどちらにするかでかなり悩みましたが、
どうせ乗るなら大きい方がいいだろうと思いR1100に決め、
デザイン的にも性能的にも気に入っていた’89か’90年式を探してもらう事にしました。
89の正立サスより90の倒立サスの方がカッコ良かったので、90年式R1100の黒/銀を購入。
しかしそれが全て裏目になろうとは・・・。
レプリカスタイルの外観から、コーナーリングマシンだと思っていた’90・R1100は、どっしりとしていて
どちらかというと高速安定性を重視しているようです。
一旦コーナーリングを始めたらビクともしない印象です。
日本のせせこましい峠道ではクルクルとは回りません(腕によるところが大きいような・・・)。
後で分かった事ですが、’90より’89の方がホイールベースが短くて、曲がりやすいらしく、
さらに外観は似ていても750はコーナーリングマシン、1100は高速寄りと、全然性格が異なるということでした。
しかもかなり車重があるうえに、重心が高いためフラつきやすく、ハンドルもきれない。
超ワイドなタイヤは路面のうねりを拾いやすく、750よりは楽とはいえポジションはやっぱりキツイ。
沢山転んだし、事故で壊したり、いろいろありましたが強烈なパワーと安定性は今でも印象深いです。
散々悩んで買って、10年は乗り続けようと思っていましたが、結局手放すことになりました。
油冷エンジンとあのアルミフレームは、今でも最高にかっこいいと思っています。